「今日は何を羽織ろう?」
カーディガンを出してみる。
でも、少し薄すぎる気がする。
ジャケットに替えてみる。
今度は昼間に暑そう。
別の羽織りを出して、鏡の前で合わせて、また元に戻す。
気づけば、羽織りを決めるだけで何分も経っている。
春や秋になると、いつも以上に朝の支度に時間がかかってしまうことはありませんか。
季節の変わり目に服選びが難しくなるのは、「暑い」「寒い」が一日中一定ではないからです。
だから、毎朝すべてをゼロから考えるのではなく、自分なりの「羽織りを決める順番」を作っておくと迷いにくくなります。
最初に確認したいのは、最高気温だけではなく「自分が外にいる時間」です。
朝早く出かけるなら最低気温も気になる。
昼から数時間だけ出かけるなら、日中の気温を重視する。
夜まで予定があるなら、帰宅時間の気温も考えておく。
同じ天気予報でも、出かける時間によって選ぶ羽織りは変わります。
次に、その日の予定を考えます。
ほとんど室内で過ごすのか。
屋外を長時間歩くのか。
車で移動するのか。
電車に長く乗るのか。
室内中心なら脱ぎ着しやすいカーディガン、屋外を歩く時間が長いなら少し頼れるジャケットなど、過ごし方から考えると候補を絞りやすくなります。
そして最後に、コーディネートとの相性を確認します。
ワイドパンツだから短めの羽織りにしよう。
今日は柄物ブラウスだから無地を合わせよう。
シンプルな服だから、少し色のあるカーディガンを選ぼう。
気温と予定を先に考えてからデザインを選べば、「かわいいけれど今日は寒そう」「暖かいけれど、この服には合わない」と何度も着替えることが減っていきます。
さらにおすすめなのが、自分の中で「このくらいの日はこれ」という定番をいくつか作っておくことです。
少し肌寒いだけの日に頼る薄手のカーディガン。
朝晩が冷える日に選ぶ軽めのジャケット。
長時間外で過ごす日に着る、もう少ししっかりした羽織り。
細かな気温ごとにルールを作る必要はありません。
「軽い」「中間」「しっかり」のように、大まかに役割を分けておくだけでも十分です。
そのうえで、それぞれに二、三着お気に入りがあれば、その日のコーディネートに合わせて色や丈を選べます。
羽織りの数が多ければ、毎朝の服選びが楽になるとは限りません。
たくさん持っているのに、実際に着るのはいつも同じ数着。
そんなこともあります。
それなら一度、「この羽織りはどんな日に着る?」と手持ちの服を見直してみるのもよいでしょう。
役割がはっきりすると、クローゼットにある一着一着がぐっと使いやすくなります。
そして何より、朝から「正解のコーデ」を探し続けなくてもいいのです。
気温に合っている。
今日の予定に合っている。
鏡を見て、自分がいいと思える。
その三つが揃えば、それが今日の正解です。
季節の変わり目は、ただでさえ天気が読みにくい時期。
服まで毎朝悩み続けるのではなく、自分なりの選び方をひとつ持っておく。
「今日はこれで大丈夫」と迷わず羽織れるALAMODEのアウター一枚が決まれば、慌ただしい朝にも少し余裕が生まれるはずです。